DAMAGE┃Heavyocity

破壊的ドラム音源

HeavyocityからDAMAGEを紹介したいと思う。
この音源は要約すると映画用パーカッションだ。
どの様な特徴があるの？と聞かれたら、そりゃもう特徴しかないのがこの音源のポイント。
音の方向性としては破壊がメインで、様々な物をぶち壊したようなサウンドが入っている。
実際に車を何台か破壊して音を取ったとか……。

それだけあって音は高品質で、イカしたパーカス音を使いたければお勧め出来る一品。
この音源さえあれば映画「パシフィック・リム」の音が本気で作れそうな気がする。
私も映画向きのインストを作る時はかならずこの音源を使用する、それほどインパクトのある音源だ。

現在の価格は3万5千円ぐらい、Native Instrumentsのサイトではパッケージ版とダウンロード版で販売している。
KOMPLETE 10 ULTIMATEにもDAMAGEは同梱されている、音源が少ない人はこっちを買う方がお勧めかもしれない。
約8万程で65個の製品が手に入れられるのだから。

DAMAGEの使い方

DAMAGEはKontakt 5 Playerを通して起動する。
起動後はloopとsingleのフォルダがあり、どちらかを選んで使用する事になる。
使い慣れない最初はループを聞いて、コツを掴むのもありだと思う。
100近くあるループ音源はどれもクオリティとオリジナリティが高く、それだけで曲になりそうな物が多い。
海外ドラマ「24」の主人公、ジャックバウアーが戦っていそうな雰囲気のループもある。

またバラフォルダの中から色々な音源を組み合わせて作るのもありだ。
しかし音源がとても多く、欲しい音を探し出すのに時間が掛かってしまうという少し贅沢な悩みがあった。
ちなみに音源に対し、アタックやリリース等の効果をいじる事ができる。
画像左右にあるツマミが各エフェクトに対応している。

DAMAGEを使ってみて

使ってみて、正直音楽の世界観が変わってしまいそうな程だった。
ノイズ系のや破壊系等の音を駆使して、色々なジャンルを広げる事が出来る。
また、太鼓音を出せる音源も複数あり、戦闘系の映画音楽を作るには持って来いだと思う。
下記の動画から是非音を聞いてみて頂きたい。

 

DAMAGEのスペック

 

DAMAGEの動画