そもそもVSTとはなんぞや?
VST(Virtual Studio Technology)とは、Cubaseの生みの親、Steinbergが開発した規格の一つ。
VSTの中にはソフトウェアやエフェクト加工を施すプログラムもあり、その数は実に数千を超えている。
数ある規格の中でも一番普及しているのがVSTで、Cubase、Logic、SONAR等多くのDAWに対応している。
VSTにも幾つか種類がある為、一つ一つ紹介しよう。
VSTプラグインの種類
VSTi
「VSTインストゥルメント」
所謂、音源と言われているもので、シンセサイザーやギターといった楽器の音色を出す。
マルチ音源といって、ギターやドラム、シンセサイザー等をまとめた物から、ギター限定、ドラム限定に特化した物まで、クオリティは様々。
VSTe
「VSTエフェクト」
DAW上の音にエフェクトを加えるプラグイン。
代表的なものとして、「オーバードライブ」「リバーブ」「ディレイ」等がある。
これにもギターに特化したものからリバーブに凝った物まで様々なものがある。
メジャーなVST
「KOMPLETE 10 ULTIMATE」
NATIVE INSTRUMENTSが出した320GB以上のVSTiとVSTeを詰めた音源パック。
初心者でもこれさえあれば色々な音楽に挑戦出来ると思うが、少し高い。
いい音と思ったVSTiは「MASSIVE」「DAMAGE」「GUITAR RIG 5 PRO」。
Native Instruments KOMPLETE 10【NIK10S】【数量限定特価】【p5】 価格:57,050円 |
「Symphonic Orchestra」
EASTWESTが出したオーケストラ特化のマルチ音源。
正式名称は「QUANTUM LEAP Symphonic Orchestra」と少し長い。略して「QLSO」
こちらは「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「プラチナ+」と4種類あり、
「シルバー」はリーズナブルだが音源が少ない、逆に「プラチナ」は値段は張るが豊富な音源を取り揃えている。
Steinwayのピアノ音源も入っており、音源だけでも楽しめる一品。
East West Symphonic Orchestra Gold HDD Mac 価格:64,800円 |
「Piapro Studio」
CRYPTON FUTURE MEDIAが出したボーカル・エディタ。
かの有名な「初音ミク」や「巡音ルカ」といったボーカロイドの発声が出来るソフト。
使い勝手はそこそこだが、頻繁なアップデートが入っている為、これから期待。
ちなみに、ボーカロイド付属のエディタなのでボーカロイドを購入しないと手に入らない。
クリプトン・フューチャー・メディア 初音ミク V3 バンドル 価格:17,700円 |